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志望動機の書き方

志望動機を「業界・会社・入社後」の3段で組み立てる手順と、使い回し文の見分け方。

更新 2026年10月3日

3段で組み立てる

志望動機は、①なぜその業界か ②なぜその会社か ③入社後に何をしたいか、の3段で組み立てます。この順に書くと、読み手は「関心の出どころ」から「この会社を選んだ理由」まで迷わずたどれます。

どの段も、根拠は自己分析で見つけた経験と軸です。憧れや企業の評判から書き始めると、他の学生と似た文章になりがちです。

字数が少ない設問では、②を中心に残し、①と③を1文ずつに縮めます。②は他の会社には書けない部分で、志望動機の中心になるからです。

各段に書くこと

①業界:自分の経験から生まれた関心と、その業界が担う役割をつなげます。「〇〇の経験で△△に関心を持った。それを仕事にできるのがこの業界だ」という形です。

②会社:同じ業界の他社と比べて、何が違うのかを1つ挙げます。扱う商品や顧客、事業の進め方、配属や育成の仕組みなど、事実で確かめられる違いを選び、自分の軸と重なる理由を添えます。

③入社後:最初に取り組みたい仕事と、そこで自分の強みをどう使うかを書きます。遠い将来の夢より、具体的な職種や業務の名前が出ている方が伝わります。配属が入社後に決まる会社なら、どの部署でも生かせる強みの使い方も添えておくと安心です。

例:「学園祭の運営で来場者の声を集め、案内を作り直した経験から、使う人の声で仕組みを良くする仕事に関心を持ちました。」これが①の書き出しです。②③も同じように、自分の経験と軸から書き始めます。

使い回し文の確かめ方

①社名を同業他社に置き換えて読む。それでも文が成り立つなら、「会社」の段が弱い証拠です。

②「成長できる環境」「社会に貢献したい」「人を大切にする社風」のような言葉を探す。どの会社にも言えるので、その会社でしか見られない事実に置き換えます。

③書いた文から自分の経験を抜いて読む。それでも意味が通るなら、どこかの段が一般論になっています。経験が抜けても困らない段に、自分の経験を書き足します。

④「なぜ他社ではなく当社なのか」と聞かれたと想定し、声に出して答えてみる。詰まったところが、書き足す場所です。

材料の集め方

「会社」の段の材料は、企業の採用ページや事業紹介、説明会、社員の話から集めます。読んだり聞いたりしながら「他社と違う」と感じた点を、その場でメモしておくのがコツです。

説明会や面談で聞いた具体的な話は、ネットで調べただけでは書けない材料になります。いつ、どんな場で聞いた話かも一緒に残しておくと、面接で深掘りされても答えやすくなります。

集めた違いは、自分の軸と重なるものだけを使います。重ならない違いを並べても、会社紹介の文になってしまいます。

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